①路面・交通状況をチェック
②ロードバイクに不具合がないかチェック
➂タイヤの劣化をチェック
④服装にも注意
⑤慣れた道でも気を抜かないこと
⑥エマージェンシーカードやスマホの緊急設定を有効にしよう
⑦周りで落車が起こったときは救護と安全確保
自転車の最大のリスクは落車です。
「ぶつかる」
「滑る」
どれだけ注意していても、防ぎようのない事故はたくさんありますよね。
シカ・サルなどの動物と衝突することも。
平均速度30km/hが普通のスポーツで、服装もほとんど生身。
一度の落車で人生を棒に振る…なんてことも。
どんなリスクがあるのか把握していれば、前もって防げる事故もあります!
楽しいサイクリングライフを送るために、一つずつ確認しましょう!
路面・交通状況をチェック
例えば前日が雨だった場合、自宅周辺の道路が乾いても山道は濡れたままです。
- 森林によって道路に影ができて、日が当たりにくい
- 山の斜面から蓄積された雨水が流れ出ている
- 雨で崩れた石・土が道に広がる
こういったリスクがあるので、なるべく日の当たりやすい平地を走りましょう!
平地であっても、横断歩道の白線には要注意。
(トラフィックペイントという)
速度が遅くても白線の上はタイヤが滑りやすいため、白線を踏む際にはなるべく垂直方向に進みましょう!
車体に不具合がないかチェック
特に確認して欲しいのはブレーキです。
ブレーキを握ってみて、ちゃんと止まれるかどうかを確認しましょう!
- リムブレーキ:ブレーキシューが擦り減っていないか
- ディスクブレーキ:ディスクローター・パッドが擦り減っていないか
定期的なメンテナンスが重要です!!
タイヤの劣化に注意
走行距離が少ないタイヤでも、経年劣化でヒビ割れします。
3,000km~5,000kmが交換の目安と言われている!
劣化でタイヤが固くなると地面との摩擦・抵抗力が下がり、止まりにくい&カーブで滑りやすくなります。
タイヤも定期的に交換しましょう。
おすすめのタイヤはこちら↓
服装にも注意!明るい時間でもライトをつけよう!
走る時間帯・場所に合わせて服装も調整必須!
早朝・夜の暗い時間帯は「赤・白・黄色」などの視認性が高い色を選んだり、反射板がついたウェアをチョイス!
目を守るためのサングラスも、クリアタイプや紫外線に合わせて色が変化するものあります。
調光サングラスは1つ持ってると便利だよ
その他にも、明るい時間帯でもライトを付けることをオススメします!
遠くからでも気づいてもらえるので、点滅あり&バッテリー長持ちタイプがおすすめです。
慣れた道でも気を抜かないこと
案外知らない道よりも、走り慣れたコースの方が事故が多いと言います。
「この道は車通りも少ないから」
「路面状況も把握しているから」
このような気の緩みが落下物の見落としや、車・歩行者の認知遅れに繋がるので注意しましょう!
エマージェンシーカードや、スマホの緊急設定を有効にしよう
とはいえ、どれだけ気を付けても不慮の事故は起こります…
事故に遭った時のために、身元が分かるエマージェンシーカードを携帯しましょう。
メモ用紙に、
氏名・住所・緊急連絡先・血液型・持病・アレルギーなどを書くだけでもOK!
最近のスマホには緊急設定が出来るものも多いので、あらかじめ登録しましょう!
衝突を自動で検知して、自動で119や緊急連絡先に電話をかけてくれます。(※機種による)
スマホ以外にも、サイクルコンピューター・ウエラブル端末(スマートウォッチ)にも同じような機能が搭載されたモデルがあります!
周りで落車・事故が起こったときの対処方法
たとえ小さい事故でも!!
その時は目立つ傷が無くても、後から
「実は骨にヒビが入っていた」「時間が経ってから体に痛みが出てきた」ということもあります。
被害者・加害者どちらも保険を使うためには「交通事故証明書」の提出が必要であり、これは警察に事故連絡して届出しないと発行されません。
あとから高額な請求になる可能性もあるので、しっかり対応しましょう!
落車・事故から身を守るために。リスクを把握しよう! まとめ
①路面・交通状況をチェック
②ロードバイクに不具合がないかチェック
➂タイヤの劣化をチェック
④服装にも注意
⑤慣れた道でも気を抜かないこと
⑥エマージェンシーカードやスマホの緊急設定を有効にしよう
⑦周りで落車が起こったときの対処方法
自分と相手を守るために、今できることしよう!